秋の日差し浴び完熟 矢板でリンゴ狩り最盛期

(10月21日 05:00更新)

 【矢板】市特産のリンゴ生産農家が多い長井、立足、中、平野などのリンゴ園ではリンゴ狩りシーズンの最盛期を迎えた。高原山を望む長井地区にある加藤農園では陽光、王林、シナノスイートといった品種が、秋の日差しを浴びて大きな実を付けている。

 3ヘクタールの同農園では13種を栽培。園主の加藤隆重さん(63)によると「今年は晴天の日が多かったので甘みが強く、台風の影響も受けなかったので上々の出来栄え」という。

 市内のリンゴ農家はJA塩野谷果樹部会所属の22軒のほか6軒ある。各リンゴ園は直売や贈答用がほとんどで、市内はもとより東京、千葉方面からも訪れる。加藤さんは「お客が自ら完熟の状態で収穫するので、満足していただける」と話す。

 秋の深まりとともにおいしくなるのが11月に収穫期を迎える主力の「ふじ」。霜にあたるようになるとみつの入りが良くなるという。リンゴ狩りは12月上旬まで楽しめる。